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2025年度第3回 京王建設災害防止協会安全衛生部会による安全パトロールを実施いたしました。

2025年12月2日(火)、第3回京王建設災害防止協会 安全衛生部会による安全パトロールを実施いたしました。(メンバー:町田板金工業㈱ 町田社長、小川電気工事㈱ 小川社長、朝暘塗装工業㈱加藤副社長、㈱小椋組小椋専務、事務局)

1件目のパトロール現場は、「京王線北野駅高架橋耐震補強工事そのⅧ請負工事」(土木本部 土木工事部秋葉所長、関塚副主任、服部(佑)技術員)でした。
北野駅高架橋(京王リトナード北野)の1階店舗部分を撤去して、高架橋柱に耐震補強鋼板(一面補強11本、四面補強3本)を設置する工事を昼夜間工事で施工していました。作業場内は整理整頓が行き届いており、作業通路も確保され、安全標識類も分かり易く設置されていました。「駅利用者が多いので、仮囲いから出入りの際は第三者の方々の通行の妨げや接触に十分注意していただきたい」と指導がありました。

2件目のパトロール現場は「北野基地マルタイ点検」(土木本部 線路施設部 機動管理課 松浦課長、小泉係長、小山主任、今井技術員、木梨技術員)でした。インカム(無線機)を使用してマルタイの内部と外部で連携をとって各部の動作確認をする姿はチームワークがあってこそなせる技だと感じました。「一番大事なことは夜間作業のために本線に入線したら、何事もなく無事に留置場所まで戻ってくること。そのために日々怠ることなくマルタイの点検や、操作訓練を行っています」と語った松浦課長のコメントは緊張感のあるものでした。パトロール員からは「我々の見えないところで鉄道の安全が守られていることを知ることができました。引き続き安全作業で保守業務をお願いします」とお伝えしました。

3件目のパトロール現場は「KPI赤坂リニューアル工事 」(建築本部 建築工事第2部 岩佐所長、鈴木主任、服部(雄)技術員)でした。音の出る作業は、最終チェックアウト時間からチェックイン開始時間までの限られた時間内で実施するなど、営業中ホテルの様々な制限を抱えての苦労が感じられました。シングルルーム内の狭所では換気に十分注意をして内装工事を進めるよう指導がありました。
作業所をまとめている鈴木主任は、「10年前の自社施工物件のリニューアル工事に携われたことが感慨深い。次の世代にきちんとつなげられるよう、しっかりとした工事をしていきます」と力強く語ってくれました。