
運営コンセプトは「自然に触れ、感性や社会性を育んでもらうこと」
「高尾の森わくわくビレッジ」館長として現場の総指揮を司る宮崎純氏に、その熱い思いをお聞きしました。
宮崎純(みやざき じゅん)
高尾の森わくわくビレッジ 館長
1961 年、東京生まれ。
1985 年、東京YMCA 入職。
主に野外活動を中心に水泳、サッカー等青少年活動を側面よりサポート。
その後東京YMCA 国際ホテル専門学校で、主に学生への就職指導等に従事。後、前橋YMCA 総主事。
2005 年より現職。
2005年4月にオープンした「高尾の森わくわくビレッジ」。その運営の中枢を担い、社会教育事業のパイオニア的存在
であるYMCA。プログラム開発やボランティア育成など、豊富な経験によるノウハウを発揮して頂いています。今回は館長として現場の総指揮を司る宮崎純さんに、その熱い思いをお聞きしました。
─「高尾の森わくわくビレッジ」としての主な業務と、めざしているもの(設立目的)についてお聞かせ下さい。
宮崎:この施設は、東京都が所有し、もともとは「青年の家」に替わる社会教育施設として、2005年4月に開館いたしました。運営自体は、PFI方式(国や自治体が行ってきた公共事業を、民間のノウハウや資金を調達して行う手法)により、都内ではここの他に1箇所あります。
運営のコンセプトとしては、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方々に、自然に触れ、多くの人々との交流により、感性や社会性等を育んでもらうことです。
ご用意させて頂いている体験学習等の活動アイテムは、全部で100。この高尾の自然の中で、ご利用者が自ら気づき、感じて頂けるようなプログラムになるよう企画・運営しています。
ここで開館3年が経過しましたが、利用者の約6割がリピーターの方で、2007年度は、約3万4千人の方にご利用頂いています。
また、この建物はもともと都立高校の校舎でしたが、京王建設さんの大規模な改修工事により、とても綺麗で快適に仕上げて頂き、お客様には安心・安全な施設を提供することが出来ています。しかし、お客様の中にはもともと高校だったことを知らない方も多く、当館はセルフが基本ですが、ホテル等に宿泊している時と同様の高いサービスを要求されてしまい、スタッフが当惑してしまうことも稀にあります。
─わくわくビレッジの運営は、何名位のスタッフで展開されているのですか。
宮崎::当館は、主として3つの会社等で運営しています。スタッフ数は、ワイエムサービスが約30人、レストラン京王が約40人。京王設備サービスが約15人です。その他、建物の維持・補修面では常時ではありませんが、京王建設さんに委託しております。
─設立当時の反響やエピソード等お聞かせ下さい。
宮崎:この施設が、もともと「都立高校」だったことをご存知のお客様も、当初から多くご利用頂き、建物の変貌ぶりに驚かれていた方が多かったことを記憶しています。
また、その都立高校の卒業生が来館し、懐かしんだり、同窓会のパーティーをやったりと、非常に多くの方に開館当初から愛着を持って頂いたことが印象的でした。…
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